LeicaⅢf 復活

LEICA

デジカメで土星や月の写真をより鮮明に撮ろうとヤフオクで手頃な望遠レンズを落札したところ、色々なレンズのオークション広告をよく見かけるようになりました。オールドレンズの広告を見て、我が家に1954年製のLeicaIIIfがあるのを思い出しました。父から受け継いだものですが私の手入れが悪く、レンズにカビやくもりやキズがついてしまい実用的には??な状態で何十年も放置していました。久しぶりに手にしてみるとさすがLeicaでボディはちゃんと動きます。空シャッターを切っているうちにヤフオクでライカマウント(L39)のレンズを入手してまたフイルムで撮るのも悪くないかも…と思い立ち、Leitz Elmar f=5cm 1:3.5を落札。
フイルム撮影の前にミラーレスのデジカメに装着して撮影してみました。デジカメでもオールマニュアルの撮影はピンボケ含めなかなか楽しいですね。

1950年製ですがキレイなレンズです。70年間大事にされてきた、ということですね。

こちらはカビがひどいZummicron f=5cm。これはこれでアリな気もします。スマホに露出計アプリを入れて測光して絞りとシャッタースピードを設定して久々のフィルム撮影。

左が父の形見のカビと曇りでボンヤリのZummicron f=5cm、右がヤフオクで落札したElmar f=5cm。24枚撮フィルム一本使ってまともなのはこの2枚だけ。レンズキャップはちゃんと外してあったのですが沈胴式レンズなのにレンズを引き出すのを忘れてました。このままでは悲しいのでフィルムをもう一本屋外でちゃんと撮影してみようとLeicaとレンズ2本を持って葉山の海へ出かけました。

夕暮れ時になって天気が急変してこんな感じの空に・・・(こちらはスマホ撮影)

同じ場所から撮ったLeica/Elmarの画像がこちら。フィルムを逗子のお店に現像に出し、CDに落としてもらって家に戻りPCで初めて見た時のゾワっとした感じが私を50年ぶりにフィルムカメラの沼にひきずりこみました。

Zummicronで撮影したものがこちら。カビや傷も味と感じられる年齢に達した気がします。

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