OM-1の最大の売りは「小型軽量」だったのですが、それ以外にも色々と野心的な取組がされていました。曰く
「5年有余の歳月と厖大な開発費をかけて本格的なシステムカメラを開発しました。このOMシステムは、宇宙からバク テリアまであらゆる撮影条件に即応できる、最大規模の 本格的システムです。 世界最初、世界唯一という特徴あるユニットが数多く揃えられています。 その中核に位置 するのがOM-1。」
気合が入ってます!OMシステムの中でも人気があったのはペンタプリズムを着脱することなく簡単に(そして比較的安価に)フォーカシングスクリーンが交換できる機能でした。標準はコレ、望遠はコレ、広角はコレ、接写はコレ…とスクリーンを色々換えて楽しんでおられた方もかなりおられたようです。入手したOM-1の標準(1-1)スクリーンは大分汚れがあったので取り外して洗浄しようとしたのですが、これが大失敗(自己責任の怖いところ)。アルコールで洗浄しようとしたら見事なまでに白濁してしまいました。こうなるともうピント合わせどころではありません。
幸い発売当時沢山売れたので今でもスクリーン単体で入手可能。とりあえず2種類購入。ダメにしてしまった1-1は勉強用に色々と試しています。
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