Contax S 撮ってみる

CONTAX

ケースは付いてきたのですが劣化した革が切れると元も子もないので新しいストラップを付けて、レンズキャップはサイズの合うキャノンのものを借りて根津神社まで試写に

いやぁすごい人出、、、何枚か撮って早々に退散

実際に撮影してみて一眼レフがライカMシリーズを頂点に戴くレンジファインダーカメラに対抗できるようになるための三種の神器の重要性を改めて実感

1 正立正像に見えるファインダーのためのペンタプリズム(搭載済

2 撮影時に光路上のミラーを跳ね上げフィルム面に光を通し撮影後に戻すクイックリターンミラー(未搭載)これがないので1枚撮影すると巻上(シャッターチャージ)しない限りファインダーを覗いても真っ暗(ブラックアウト)になります

3 シャッターが開く直前に絞り込みシャッターが閉じた直後に開放に戻す自動絞り
未搭載)これがないので明るい被写体に対して絞り込むとファインダーがものすごく暗くなりピント合わせやフレーミングがうまくできません
開放の状態でピントを合わせその後手動で絞り込んでから撮影その後手動で開放に戻すというかなり面倒な事になります

ちなみにこの三種の神器を全て搭載した最初の一眼レフは1958年発売の日本のZunowになりますが品質の問題から返品続出だったようで三種の神器を備え一眼レフの王者となったのは翌1959年発売のニコンFでした

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