岡崎光学研究所では、このたび初の書籍となる
『曖昧な時空を写しとる ― 今フィルムカメラを手に撮る理由 ―』を出版いたしました。
本書は、所長・湊方彦が長年のフィルム写真との対話を通じて綴った、
レンズ越しに浮かび上がる「記憶」と「時間」への静かな探求の記録です。
使用するカメラは、1950〜70年代に生まれたアナログ機たち。
日本のみならず、かつて東西に分かたれていたドイツやアメリカで設計されたカメラも含まれ、それぞれが時代の影を背負いながら、今なお静かに光を描き出します。
静物ではなく、生き物としての写真。
光を写すという行為が、私たちの中に残る何かと、そっと結び直してくれる。
そんな一冊です。
🎤 読者の声
── 50代・男性
森の一枚や祇園祭の場面に、昔の記憶が重なりました。
フィルムを入れて出かけたくなる読後感でした。
── 70代・男性
一気に読みました。詩のような文章と写真が心に残ります。
旅するような静かな読書体験でした。
── 30代・女性
スマホとフィルムカメラの3枚比較が衝撃的!
見える世界が全く違って驚きました。
── 40代・女性
なんてことない「撮る」が、著者の視点で芸術になっていた。
見ること・感じることを改めて考えさせられました。
📖 書籍詳細
- タイトル:曖昧な時空を写しとる
- 著者:湊方彦(岡崎光学研究所 所長)
- 発行:エンライトンリサーチ合同会社
- 価格:550円(税込)
- 仕様:Kindle版(写真入り)
📷 本の背景にあるクラシックカメラたち

このフォトエッセイに登場するクラシックカメラは、いずれも時代を超えて語りかけてくるような存在です。その歴史や使い心地、撮影例を含めたレビューを以下で詳しくご覧いただけます。
👉 岡崎光学研究所・研究日誌(クラッシックカメラレビュー)
🖼️ 現在公開中のWEB写真展
本書の世界観に通じる、WEB写真展も公開中です。各シリーズでは、クラシックカメラで写し取られた静かな瞬間が、オンライン上で展示されています。
それぞれの作品ページでは、使用機材や背景エピソードもあわせてご覧いただけます。